いま、対話の力が
必要です。

私たちの社会は急速にグローバル化しており、世界と向き合うためには自分の意見を堂々と分かりやすく説明しなければなりません。一方で、私たちの社会は急速な分断化をも同時に経験しています。貧富の格差や、人種の違い、異なる考え方などを理由に、様々な対立が起きています。対立を乗り越え、誰もが互いを尊重しあい、共に生きられる社会を作るには「対話」が欠かせません。そのためには、自身の意見を表明出来るだけでなく、相手の話に耳を傾け、相手の立場に立って考えるちからが必要です。

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肯定・否定ふたつの
立場から、
審判を説得します。

ディベート甲子園では与えられた論題を、肯定・否定のふたつの立場に分かれ、4人ひと組のチームで議論し、第三者である審判への説得力を競います。試合ごとに肯定・否定のどちらを担当するか事前に分からないため、各チームは時間をかけ、双方の立場を深く学んだうえで試合に臨みます。自分とは異なる他者の考えに耳を傾け、他者の立場に立って考えることが求められます。

全国130校以上が
参加します。

ディベート甲子園は全国7地区の予選に中学・高校の合計で130校以上が参加し、全国大会には約50校が進出します。同じテーマを学び、真剣勝負で向き合った全国の仲間との交流も、かけがえのない思い出になります。大学進学後にますますディベートに打ち込む人、卒業後に運営スタッフとなり、大会を支え、後輩の指導を果たしてくれるひとも少なくありません。

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中高生が
長期間をかけ、
ひとつの社会問題に
取組みます。

論題は全国大会の約5ヶ月前に発表され、各チームは長期間、ひとつの社会問題を、みなで力を合わせ掘り下げて議論していきます。現実社会の問題の複雑さ、その解決の難しさをチームで助け合いながら実感する、このプロセスこそがディベートの醍醐味といえます。

第28回大会の論題

中学
「日本は鉄道の運賃を自由化すべきである。是か非か」
高校
「日本は有罪判決を受けた者に対する電子監視制度を導入すべきである。是か非か」

近年の論題

2022年
中学「日本は中学生以下のスマートフォンなどの使用を禁止すべきである。是か非か」
高校「日本はすべての石炭火力発電を代替発電に切り替えるべきである。是か非か」
2021年
中学「日本は中学校高等学校の部活動制度を廃止すべきである。是か非か」
高校「日本は積極的安楽死を法的に認めるべきである。是か非か」
2019年
中学「日本はタクシーに関する規制を大幅に緩和すべきである。是か非か」
高校「日本はフェイクニュースを規制すべきである。是か非か」
2018年
中学「日本はすべての飲食店に対して、店内での全面禁煙を義務付けるべきである。是か非か」
高校「日本は国会を一院制にすべきである。是か非か」
2017年
中学「日本は小売店の深夜営業を禁止すべきである。是か非か」
高校「日本は企業に対する正社員の解雇規制を緩和すべきである。是か非か」
2016年
中学「日本は地方公共団体の首長の多選を禁止すべきである。是か非か」
高校「日本は国民投票制度を導入すべきである。是か非か」
2015年
中学「日本は刑事事件における実名報道を禁止すべきである。是か非か」
高校「日本は裁判員制度を廃止すべきである。是か非か」
2014年
中学「日本は捕鯨を禁止すべきである。是か非か」
高校「日本は外国人労働者の受け入れを拡大すべきである。是か非か」

もっとお知りに
なりたい方は。

第22回大会のパンフレットをPDFでご用意致しました。ディベートの見どころ、試合の流れ、出場校の紹介、大会ルールなど記載されています。ぜひご覧になってみてください。


第22回ディベート甲子園公式パンフレット (PDF, 4.7MB)

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豊かな対話ができる
社会のために
お力をお貸し
いただけませんか

全国教室ディベート連盟では、ディベート甲子園を安定的に継続開催するほか、ディベート技術向上の啓発活動や、学校教育でのディベート普及促進活動のために、維持会員(寄付会員)を募集しております。当連盟には専従職員はおらず、年間のべ500名前後のボランティア参加者が活動の中心となっており、その実費等最低限の負担のために、法人・個人のみなさまからのご寄付が欠かせないものとなっております。

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